まえ   つぎ   日記


2008年1月10日 初島の出



気持ち新たに健康祈願 300年に一度、伊豆で「初島の出」

気持ちを新たにして、元旦の太陽に願いを託す「初日の出」」があるように、

伊豆には古くから正月の風物詩「初島の出」がある。

1月10日(イトーの日)早朝、伊東市沖10kmの地点にある「初島」が、

ゾウの形になって出現するというものだ。


姿を変えた初島に向かって願い事をすれば大概のことは成就するという。

ただし、初島がゾウに変身するのは、300年に一度のことなので、

ほとんどの人は、一生に一度しか拝むことはできない。

「初島の出」を待つ人々・伊東海岸にて

午前5時半。

「初島の出を見る会」によって、雑煮、焼きもち、甘酒、お汁粉、コーヒーなど4500食が振る舞われた。

大室山山頂の展望台では、地元の住民グループが先着1000人にお年玉として、

一万円札入りミカンをひとり5個ずつプレゼントしていた。年に一度の大盤振る舞いということだ。

標高600メートルの大室山頂上からは、天候次第で眼下に雲海を見ることもできる。

午前6時。大島の向こうから昇る御来光を拝み、

約5000人の善男善女が無料サービスの雑煮を味わい、新年を寿いだ。

そして、いよいよ!

和太鼓グループ「伊豆の太鼓名人」による鏡獅子太鼓の演奏が始まると、

ナンの変哲もない初島が徐々に姿を変えはじめたではないか。


ふだんの初島

300年に一度の奇跡、伊豆の超常現象、悪夢の観光メタモルフォーゼ、オーラの泉SP!

あの初島が、ゾウに変身している! 間違いなくエレファントだ。

徹夜で、いや半年も前から、伊東海岸や渚橋周辺あるいは大室山山頂で、

この瞬間を待っていた約3万人の観衆が、一斉に歓呼の声を上げる。


うぉお〜〜〜〜〜〜〜〜!

うがぉお〜〜〜〜〜〜〜〜!

うぎゃぉお〜〜〜〜〜〜〜〜!



それではお見せしましょう。

本邦初公開、これが噂のニュー初島=「えれふぁん島」。

ま、マジかよ! 親子かよ!




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