●2008年1月3日 老人と餅
餅を詰まらせ84人搬送・6人死亡 年末年始の伊豆高原
3日午前11時ごろ、伊豆高原2丁目に住む仙田喜三郎さんの妻・ウシさん(80)が、モチをのどに詰まらせた。
ウシさんは通行人に助けを求めたが、うまくモチを引っ張り出してもらえなかったため、
自らも反芻などの救急活動をしたが、結局、市民病院に運ばれて事なきを得た。
伊豆高原地方では昨年12月26日から3日午後2時までに、
84人がモチをのどに詰まらせて病院に搬送され、うち6人が死亡している。
消防庁ではモチを食べる際の注意事項を発表した。
1:小さく切ってよく噛むようにすること。
2:高齢者や子供が食べる際は、家族がそばで監視していること。
3:手の届くところに掃除機などの吸引器を用意すること。
4:モチは危険食品なので70歳以上の人は、モチによく似たシュークリームを食べること。
5:どうしても食べたいという人は、詰まってもすぐ取り出せる「サトウのヒモ付き餅」をお奨めします。