まえ   つぎ   日記


2008年1月30日 恐怖の仙田ウイルス



パソコンや携帯電話の迷惑メールによって国内企業が受けている経済的な「損失」が、

年間7000億円に達しているとの調査結果が明らかになった。

総務省の外郭団体の日本データ通信協会が全業種を対象に迷惑メールの実態をアンケート調査し、

削除にかかった時間を振り向ければ得られる国内総生産(GDP)の金額を「損失」として算出したものだ。

全世界でやり取りされるメールの9割近くは迷惑メールで、国内から発信されるだけでも1日数十億通という。


こうした迷惑メールよりもタチが悪いのがウイルスが仕込まれたメールだ。

30日午後、アニメ画像を無許可で使ったコンピューターウイルスを作成したとして、

伊豆高原署は著作権法違反容疑で仙田喜三郎容疑者(83)を逮捕した。

調べでは、仙田容疑者はウイルスを作った理由について「若返りたかった」と犯行動機を供述している。



★事件のあらまし

75歳以上の男女を対象に「若返りの特効薬あります」というメールが送られてくる。

そこに添付された「浦島太郎の画像」をクリックすると、その瞬間!

パソコンから白い煙が立ち昇り、気がつけば最低でも20歳は若返ってしまうという。


ウイルスに感染すると全ファイルが消滅する、有名な「原田ウイルス」に名前は似ているが、

この「仙田ウイルス」は感染してもデータが消えるなどの心配はなく、

ただ単に不特定多数の人間を異常に若くしてしまうということだ。



★コンピュータウイルスに詳しい専門家のコメント

まったく新しいタイプのウイルスで、本来ならば「浦島太郎ウイルス」と名付けるところですが、

感染すると逆に若返ってしまうというのが驚きです。



★ウイルス作成者の仙田喜三郎さん(83)の談話

おかげさまで多くの方々に喜ばれています。

パソコンがないご家庭には「ウイルス入り玉手箱」を着払いにて直送いたします。

連絡先:urashima@senda.izu.jp

注意・氏名欄に匿名希望と書いた場合、荷物が届かない可能性がありますので、

なるべく正しい氏名と住所をご記入下さい。



すっかり若返った仙田さん♪




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