●2008年3月19日 100円ショップ
1ドル売ってます。 by 100円ショップ
「深呼吸の必要」という古い邦画を見た。
沖縄の2月、今年も収穫期恒例のアルバイト「きび刈り隊」がやって来た。
寝食を共にする若者たちが、広大な畑で、ひたすらさとうきびを刈る。
事務の派遣社員香里奈、シラけた態度の大学生成宮寛貴、ブランド品で全身を固めた金子さやか、
口をつぐんで素性を話さない長澤まさみ、一番の年長者谷原章介の5人。
彼らを平良家の人々が迎え、先輩の大森南朋は七万本の砂糖きびを35日で刈らねばならないと告げる。
だが能率は一向に上がらず、平良家の隣人・久遠さやかが加わるのだが、ここで致命的なアクシデントが起こってしまう。
★監督:篠原哲雄
仕事が遅いバイトのせいで収穫が遅れに遅れ、出荷期限に間に合わない。
もしそんなことになったら一年の苦労が水の泡だ。
しかし、さとうきび農家のおぢさんは、あわてるふうもなく、こう言う。
なんくるないさぁ〜
おばさんも言う。
なんくるないさぁ〜
どうってことないさ、なんとかなるさぁ。
ダメだったら最初からやり直せばいいんだよ。
もちろんそこは映画だから、きちんと期日に間に合って、
真夏のような2月の空を見上げながら、
みんながニコニコ笑っているラストシーン♪
テーマはチョロいけど、まあね。
●深呼吸の必要