2008年8月21日 ちくわ笛

    



99里からおもしろすぎるメールが飛び込んだので、そのまま紹介します。



ちくわ笛奏者、「値上げ」困った。

穴が広がりすぎて音程が狂う 。


原材料高騰のため値上がりしたちくわが、「ちくわ笛」奏者に影響を与えている。

「ちくわ笛」は、端から息を吹き込み、表面に4つ、裏面に1つ開けた穴を指で開け閉めすると、

尺八のような重厚感ある音が流れ出す。


趣味で尺八を演奏していた知久輪二郎さん(38)は、

10年ほど前、ちくわを興味本位で吹いたのをきっかけに「ちくわ笛」を開発。

現在はディナーショーや地域のイベントなど年300回以上もの演奏をこなし、全国を飛び回るという。


知久輪さんが使うのは長さ約20センチ、直径約4センチのちくわ。

演奏地のスーパーでちくわを買い込み、その場で笛に「改造」する。

音の変化に気づいたのは昨年5月ごろ。


注意してちくわを観察すると、全体が細く短くなっていた。

反対に穴の直径はやけに大きくなっており、

“実質値上げ”ともいうべき穴の拡大によって、音程がすっかり狂ってしまったという。


昨年は360円だったちくわが、今年7月には420円になるなど10〜15%程度値上がりした。

公演のために年間約1500本も消費する知久輪さんにとって、価格高騰は死活問題だ。

世界的な食糧価格高騰で値上げは今後も続くとみて、ちくわに代わる新たな「楽器」を探し始めた。

鉄パイプ、ストロー、冷凍イカ、レンコン、フキなど、ちくわに代わる笛の材料を模索中だ。


世界的ちくわ笛奏者・知久輪二郎さん


知久輪さんのおすすめちくわは、コレです。



    

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