2008年9月02日 伊豆山中に女性の遺体

    



静岡県伊豆市の静かな別荘地が前代未聞の珍事件に見舞われた。

県警が女性の死体遺棄事件を発表し、本格捜査を始めたあとになって、

遺体はダッチワイフだったことが判明した。


山中に死体らしきものがあるとの通報を受けて、伊豆署が現場に急行すると、

緑色のビニールにくるまれ、ヒモで縛られた遺体を発見した。

当初、髪だけが見え、触ると弾力はあるが、異常に冷たい。

署は「女性の遺体」と判断。

身長約170センチで、豊満な身体つきだったという。


伊豆署は、死体の検視を決め、非常線を張り現場保存に入った。

聞き込みなどの要員約30人を現場に向かわせ、「死体遺棄事件」と報道発表した。

地元紙は夕刊に「伊豆の山林に女性の遺体!」と写真付きで大きく報じた。


慎重に“遺体”を署に運び、

検視に取りかかりビニールを開いたとたん、一気に緊張が解けた。

被害者の身元は精巧なダッチワイフと判明。

よくよく見ればダッチワイフ専用のビニール袋にくるまれていた。

人形には“暴行”の跡もはっきり残っており、署は死体遺棄の動機を、


さんざん使った揚げ句、飽きてしまったが、

情が移り、ゴミとして捨てるのも忍びない。

かといって友人知人親戚上司部下などに譲るのも惜しい気がする。

悩みに悩んだ末、伊豆の山中に捨てた。

幸せな第二の人生を歩んでほしいと願いをこめて…。


そんな身勝手な犯行ではないかと見ている。


捨てられたアケミさん


だからさ、99里イージマ、オレじゃねーって!

無実だって言ってんじゃん!

犯人は、あの人、仙田喜三郎さん(83)だと思う。

3日前に会ったら、

アケミは冷たい女だ。

まるでビニールのようだ。

まばたきの回数も少ないし、

ほとんどしゃべらない。無口にもホドがある!

とか言ってたもん。




    

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