まえ  つぎ  日記INDEX

踊る風鳥


ウチにはあらゆる場所にメモ帳が置いてある。もちろんトイレにも。

バカなのでその場で書き留めないと、すぐ忘れてしまう。

ほとんどは忘れてもいいような小ネタやバカ話ですけどね。

テレビ横のメモ帳に汚い字で「踊る風鳥」と書き殴ってある。

今年8月、NHK大自然スペシャルが放映された。

『動物カメラマン・野生へのまなざし」。

北極の白クマ、ニューギニアの風鳥、シベリア密林のタイガー。

どれもこれもハイビジョンカメラで、たっぷり時間をかけて撮影された映像だ。

なかでも興味深かったのは、嶋田忠氏撮影の「極楽鳥・密林に踊る」。

●ぱくり画像(ごめん)

ニューギニアの森に住む、風の鳥・フウチョウ。極楽鳥とも言う。

オスは美しい羽根を自由自在に操って求愛のダンスをする。

その仕草が一生懸命で微笑ましい。全力で羽根を打ち鳴らし舞い踊る。

だが、メスの信頼を得られることは滅多にない。

この世のモノとは思えない美しい羽根飾りを持っている風鳥も、

恋の打率は0割0分7厘。7厘かよ! サンマ、焼くのかよ! ケブいぞ。

ほとんどが交渉決裂。お友達から始めましょう♪  そ、そんなー! とほほ。

オスは汗びっしょりだ。「ちぇ、アケミのやつ、お高く止まってやがるぜ」。

アケミ風鳥、もっと高収入で、健康的で、鼻筋が通った、誠実なオスを求めて、

いまより遙かに高い枝に、お高く止まっている。

フキナガシ風鳥、カタカケ風鳥、タンビカンザシ風鳥。

それぞれに個性的な求愛ディスプレーだった。

幻の風鳥と言われるアオ風鳥が子供にエサを与えるシーンは息を呑んだ。

全身を包む羽根は、青を超えた青だった。あれが究極のブルー。

初めて風鳥を見たヨーロッパ人は、天女を見たと言った。

優雅な飛翔に対して「風を食べて飛ぶ極楽鳥」と言った。

そして、美しい飾り羽根を求める人間たちに乱獲された…。

風の鳥、フウチョウ。

ニューギニアの森で、きょうも、求愛のダンスを踊る。

かもん・べいび〜!

ま、小さなメモからこんなことを思いだしたわけですが・・・。

いま欲しいモノ、超小型のICレコーダー。ジャパネットで買おうかな。

いつでも、どこでも、声のメモ。小ネタ満載メモだ。いいなー。欲しいなー。

いまなら、風鳥一羽ビデオ30本をお付けしますってか。頼むよ、タカタちゃん♪

あ、キミ! そういえば「王シュレット」問題に便乗して、

テレビ局にクレームをつけたでしょ。困るなー、なぜ、そういうことをする?

あんなもん、所詮、くだらないコントでしょ。ピリピリするほうが大人げない。

名前だって「ジャパネット・博多」のほうが、いいもん!

ダイエーもダイエーだ。ヘンにいきり立ってさ。なに、あれ?

長嶋は好きだけど、もともと、王は嫌いだもん。

エゲツない下品なネタだったら無視すればいいじゃん。

やっぱ、やめた! シャレのわからない通販会社からは買わない! 

ふん!



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