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●海苔は永遠に消化しない? 04.2.4 水曜日
それも「うなぎ」か「イタリアン」が多い。 ウチは3人とも、うなぎが好きで好きで。パスタが好きで好きで。 馴染みのうなぎ屋「浜名亭」に行った。1000円のランチ。我が家はこれで充分満足。 隣の席には毎日通って来る常連のじーさん。 聞けば体調の悪いとき以外は日参しているという。毎日、毎日、毎日、昼はうなぎですよ。 うな重+ビール(中)が定番のオーダー。うなぎ効果なのか、肌がつやつやしている。 とても89歳には見えない。きょうも、ゆっくり長寿を噛みしめていた。 ● 後方の席からひときわ大きな笑い声。おばさんグループ4人。 例の如く声を抑えてしゃべらないので会話が店内にまる聞こえだ。 ひとりは尼さん。外国人シスター。お、外国人じゃん! ←いまどき珍しいんかい シスター、うなぎ、好きなんですか。へえー。 聞くともなしにシスターの言葉に聞き入る。あくまでも聞くともなしに…。 以下、シスター談
シスターは私たち3人を指さす。うぎゃ! たまらず目を伏せる。屈辱の伏し目がち
聞くともなしに耳を皿のようにして一部始終を聞いてしまった「シスターと海苔」のお話。 シスターは「ミルクセーキ」を言わせたいがために、ここまで引っ張ったのか。 ここはひとつじっくり考えてみる価値がありそうだ。 海苔=laver。laverにはもうひとつの意味がある。laver=洗礼盤。 ウナギ→海苔→laver→洗礼盤→シスター→教会→ウナギ屋の近所→ウナギランチ→海苔→ まるっきり関係ないこともない。これぞウナギの輪廻か? 「うな重」を食べ終えたシスターは爪楊枝を取り、 なれた手つきで歯をせせっている。シー ハー、シー ハー。 教訓:海苔は永遠に消化しない。うなぎランチは安くてうまい!
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