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●温泉プールだよ♪ 04.3.16
伊豆と言えば誰がなんと言おうが温泉である。ご異議ございませんね。 温泉と言えばプールである。→ 一年中泳げる温泉プール。 温泉と言えば露天風呂という図式はもう古い。 最近、プールに通っている。 公営プールやホテル内施設の温泉プール。調べると伊豆にはたくさんあった。 プールと大浴場を利用して平均で一回1500円。公営は無料〜500円。 なかには6000円で月何回でも利用可能というホテルもある。 ● 泳がねばならない強い動機があったわけではない。 ウォーキングを越える全身運動はないものかと考えたら、 スイミングという答えが出てきたので泳いでみようかと。 以前から競泳選手の腹筋と分厚い胸板に惚れ惚れしていたので、 どうにかアレに近づきたい願望があったにはあったが。 水着を買った。もちろん競泳用のすごいやつ。ナイキ。 ゴーグルも買った。もちろん競泳用のすごいやつ。ナイキ。 どうしてもカタチから入ってしまう、悲しいサガ。 ● まずは隣町の公営温水プール(無料)に行った。 そこはリハビリ、水中ウォーキング、競泳コースまである本格プール。 私はやる気満々だ。泳いで泳いで泳ぎまくってやる。 100m自由形で伊豆新記録を狙ってみたい。 ところが、どうだ! 若い係員が私に言う。「キャップ着用!」。キャップだぁ? 帽子かい? 忘れました。用意してません。どうしよう。どうしてもダメですか? スイミングキャップの目的は毛髪が抜けて排水溝が詰まるのを防止するためでしょ。 だったら、いいじゃん。問題ないよ。 ここで言うのもなんだが、私には、私には、私には、私には・・・ 毛髪がない! いわゆるスキンヘッドだ。つるつる。自慢する毛がない!(毛根はあるけど) 排水溝を詰まらせる毛髪がないんだから大目に見てほしい。 次回は必ずキャップを用意してくるから。だから、いいでしょ? 係員に懇願すること10分。融通の利かない男は言う。規則は規則、ダメです! ちぇ、公営プールの規則主義め。はるばるクルマで40分もかけて来たのに。 規則の壁に無惨に敗れ去った私は水着とゴーグルをつけたまま家路についた。 ● その3日後。先日のリベンジを果たした! スイミングキャップならぬスイミングカブトで登場してやった。どうでい! 私はここで言うのもなんだが古式泳法の伝承者である。裏千家和泉流新古今泳法。 カブトをかぶって現れた私を見て係員は唖然とする。ぎょ、八つ墓村? そして、こう言った。 度肝を抜かれるとは、このことだ! うーさん、あんたには負けた。ジーザス! ささ、たっぷり泳いでおくんなさい。 ● かくして貸し切り状態のプールで古式泳法を思う存分に披露してやった。 そのときの晴れ姿が↓の写真だ。 20分後、こんどは若い係員もいっしょに泳いだ。もう仲良しだ。水練の友。 日の丸を高く掲げてシンクロに挑戦した。↓の写真参照 テーマは「星条旗よ永遠なれ」。はてな? 春プール 坊主とカブト 浮き沈み (水中にて詠みにけり) うーさんのスイミングかぶと(ナイキ) うーさん&係員ペアのシンクロ演技(溺れそうだぜ)
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