友人のRさんから、アワビ、サザエ、シッタカを山のように頂戴した。
毎年、この時期になると彼女から海の幸がどっさり届く。ありがたいことだ。
どれもこれも、まいうー! 7月の海の香りが食卓に広がって、デリシャス&ゴージャス!
今年はじめて頂戴したシッタカ(尻高)は、身をほじくり出すのに手間取ったが、なんとも美味。
よく締まった身を前歯で愛撫するように甘噛みしてから、奥歯ですり潰すように咀嚼する。
すると口中いっぱいに貝類ならではの旨味が滲み出る。シッタカ=Hip Up Shell うまい!
カルシウムたっぷりの貝殻は土壌の栄養として離再来(リサイクル)。
いくつもの貝殻が庭に並んでいる。
いつも思うことだけど、アワビって、どうして内側があんなに綺麗なんだろう。
繊細な真珠色は、7月の風の色。
強靱な銀灰色は、7月の雨の色。
剽軽な白鉛色は、7月の雲の色。
夏が、貝殻の上で踊っているよ。
Rさん、ありがとう。