まえ  つぎ 日記INDEX

05年5月07日 書道&ピクニック

5月1日から「伊豆高原アートフェスティバル」が開催されている。

興味ある方は上記HPをご覧ください。

伊豆高原の別荘地がアートの森になる五月のお祭り、アートフェスティバル。

ぜひ、お出かけください。


書道教室に通っている友人Rさんの作品を見に行った。

古今和歌集を題材にした「かなの書」が24枚。力作でした。

和歌連作24枚、それは和紙の上に清流を想わせる薄墨の川。

たおやかな文字が、あるときは微妙に掠れ、すこし恥じらい、

前後の文字と怪しく絡み合いながら舞い踊り、しどけなくもつれあう。

やがて、薄墨の川は、筆の色香と硯の生真面目な余韻を残して、

終点に向かって静かに流れ下っていく。

美しい流麗、ふくよかな墨の味わい、かな文字の清純。

楽しそうに歌を詠んでいる細筆。おみごと♪

と、そこに、老人の団体がどやどや入ってきた。

会場には書と山野草の盆栽が所狭しと展示してある。墨と野草のコラボレーション。

ジイサン&バアサンは、山野草コーナーにまっしぐら。

このコケ玉は、どうやって作るのか、と担当者に質問したかと思えば、

お、これは珍しい山野草だ。どこから盗んできた? どこの山だ? 教えてくれ!

老人たちの質疑応答は傍若無人で困る。怖いもの知らず。担当者たじたじ。

そのうち、一人のバアサンが書を見ながら、ぶつぶつ言いだした。

この書体は、あの人に似ている。ほら、なんて言ったかな?

カレンダーとかでよく見るんだけどなー。

そうだ、みつをって人だ。苗字は何て言ったかなー。

バアサンのすぐ横にいた私は、すかさずパスを送る。せんだ?

そう! せんだ・みつを!


正しくは「あいだ・みつを」だと思うが。まあ、いいよね。

アバウトでいいよね。人間だもの。

いまや、いっぱしの書家になりつつあるRさんと連休のある日、ピクニックに行った。

ここで問題です。ハイキングとピクニックの違いを述べなさい。

はい、正解です! ハイキングはただ歩く。やみくもに歩く。直訳=徒歩旅行。

ばしょー、いっさ、ぶそん」は、とてもよく歩いたらしい。俳句ing

一方のピクニックは、籐のランチBOXなどを持って、見晴らしのいい丘で昼食を食べます。 

あなたの好きな厚焼き卵もあるのよ。さ、召し上がれ。うっふん♪ …とか。

はい、あーーんして。あら、おクチのまわりが汚れてるじゃない。

アタシの唇で拭いてあげるね。ちゅ、ちゅ。ちゅ、ちゅ! …とか。

なんてったって彼女手作りのお弁当だぜ。愛のまごころ弁当だぜ。

私のために6時起きでこしらえたって。泣けるだろ。泣けるだろ。どうでい!


★Rさん特製ランチお品書き

つまみ菜とあさりの酢味噌和え・わかめ&胡瓜&くらげの酢の物

若鶏の唐揚げ・厚焼き卵・魚のすり身と野菜のつみれ揚げ

ウインナー&アスパラのベーコン巻き・おにぎり(小)各3個=シャケ・おかか・昆布

デザート(びわ&アイスクリーム)、ポットコーヒー(ブルーマウンテン)

食後、緑色の風に吹かれながら至福のお昼寝をしました。

これを極楽と言わずしてナニを言うのか。

気温24℃、湿度55%、微風。一年に何回もない、ぱーふぇくとなサニーデイ。

書も、お弁当も、自分の手でクリエイティブする。そこに価値がある。

手仕事の味わい、手作りのひたむきさ、ハンドメイドならでは温もり。

感動せずにはいられない。



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