まえ  つぎ  日記INDEX
●2006年3月05日・伊東市 ろほかる・にうす


旬欧亭のシェフが変わった。

長い間、ナイスなイタリアンを食べさせてくれたあの人は、

1月いっぱいで風のように姿を消した。

お気に入りの店がまたひとつなくなった。しょっく!

前オーナーシェフとライセンス契約をしたのか、

中身が変わった旬欧亭は、店名も、ロゴも、まったく同じだ。

外観、メニュー、そのまんま。

料理人が変わったのだから、せめて店名ぐらいは変えるべきだろう。

それが新しい場所で腕を振るう料理人の心意気ではないのか。

あの大きなメニュー黒板に「シェフ変わりました。同じくらい、うまいです!」と大書すべきだろう。

シェフが変わったことを知らない「常連客」を、

店の中に入ってから、驚かせ、困惑させるのは、いかがなものか。

ちょっと卑怯だと思う。

いま、旬欧亭は、平日のランチタイムも、土曜夜のディナータイムも、がらがら。

常連客は、とっくに消えていました。とほほ。

料理は、一期一会。

その日、その時、その瞬間が、勝負です。

いまの旬欧亭は、それ以前だ。味も、盛り付けも、ソースも。

いつのまにか消えたシェフへ。

採算を度外視した絶品のソースは、もう味わえないんですか。

どこかでこっそり店を開いたら、ご一報ください。


仕方ない、熱海の「テール・エ・メール」まで行くか。


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