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●４月２日：さくら散るらん
いや、強風、大雨、大嵐です。夕方、ごく近い所に落雷、５秒間停電した。 なにやら怒気を含んだ雨と風と雷が、浮かれ囃子の桜シーズンはおしまいだ！と、 いつになく激しい口調で告げた、4月最初の日曜日。 潔いといえば潔いが、突然のエンドロールに花見客も唖然呆然。 これじゃ余韻もナニもありゃーせんがね、みそカツ！と、名古屋の客が怒っていた。 一方、きょうは満開の桜の下でバーベキューだぞ♪と、朝から張り切っていた地元のお父さん。 大食いチャンピオン２０人が群がっても、まだ十分な量の食材を買い込んだ。 でも、でも、でも、この風雨ではどうしようもない。 仕方なくご近所さんを招待して自宅駐車場でバーベキュー。 これがほんとの、個人まり。 ←おい！ そんなこんなで桜の季節は終わりを告げて、明日から新年度です。 あれやこれや人事異動や入社式があって、しばらく落ち着かない４月初旬。 緊張と不安が招く五月病。 勇気と希望が招く五月晴。 くれぐれも体調をくずさないようにしてください。
元気ですかぁーーーーー？ 元気ですかぁーーーーー？
桜の写真をお裾分け。 ↓３枚は真鶴にある中川一政美術館の庭園にて。お花見の穴場です。
● 湯ヶ島の山奥にある老木の枝垂れ桜は、みごとだった。 地元の人が「お花見もちつき大会」をやっていた。恒例のイベントらしい。 おじさんに「いっしょに、ヤッていけ」と誘われたが、搗きたてのおモチだけいただいた。 両手を大きく広げた枝振り。枝垂れ桜特有の濃い桃色ではなく、ほんのりピンク。 見上げると春の空が桜色に染まっていた。千々の花びらが満天を覆い尽くしていた。 気品ある桜、天と地を結ぶ花の王とは、この桜のことだ。 ものすごい枝垂れ桜に出会えた。今年の春は満点をつけよう。
廃校になった小学校の校庭に咲いています。
お花見ドライブ帰り、伊豆山中で見かけた樹木。 夕暮れの紺青色が美しかった。 こうした木々が芽吹いて、全山緑に覆われる頃、また来ようと思う。
● 帰宅すると、ウチのソテツが言った。 桜、桜って浮かれてやがって、桜がそんなにエライんかい！ あのよ、ここは伊豆だぜ。中途半端な温暖地。中途半端な観光地。中途半端な温泉地。 伊豆には伊豆にふさわしい樹があるだろ？ 桜じゃなくて。 な、な？ いかにも伊豆ぅぅぅ みたいな、いかにもポカポカァ みたいな。 どうしたって南極とか真冬の知床には似合わない樹があるだろ？
なに？ 昔のＪＲかって？ そりゃ、コクテツだっちゅーの！ オレはソテツ。
エジプト神官文字で…、古代メソポタミア文字で、古代伊豆象形文字で…、 3歳の子供の落書きで…、頭のいいオランウータンが書いた文字で…。
つまりだ、ナニを言いたいかっつーと、 桜もいいけど地元密着型のオレを大事にしろってことさ。 生まれながらのソテツ、ナチュラル・ボーン・ソテツ。 伊豆生まれの伊豆育ち、ちゃきちゃきの伊豆っ子ソテツ。 中伊豆のワサビ畑で産湯につかった男、演歌ひとすじン十年！ 中伊豆イノシシ村で育ったシシ鍋料理の研究家、包丁ひとすじン十年！ 誰よりも伊豆を知っている男、芸名・伊豆ソテツでございます。 地元の利益を最優先したムネオ型の政治をめざします！ 伊豆高速道路、伊豆空港、伊豆映画館、ばんばん造ろうじゃありませんか！ なんなら米軍基地だって受け入れましょうか？ 伊東市をキャンプ座間って名前にしてもいいんですよ。ハーフみたいだしぃ。 なんなら原発だって受け入れましょうか？ 伊東市をプルサーマル伊東って名前にしてもいいんですよ。ラテン系でかっこいいしぃ。 え、まじめにやれ？ じゃ、伊東市改め七カ所村にします。六ヶ所村より一カ所多い。えっへん。
伊豆にあっても、千葉にあっても、「東京ディズニーランド」とは、これいかに。 不必要な公共事業こそ地元経済活性化の起爆剤です。 いのしし・たけのこ・しいたけ。食の三大テーマパークを作りましょう！ 略して「都市型アミューズメント・ＩＴＳドリームランド計画」。別名・伊豆うまいもの民営化プロジェクト。 低迷する観光と地元経済の発展をめざして、 皆様の手足となって活躍する若き政治家、伊豆ソテツ、伊豆ソテツ。 伊豆ソテツをよろしくお願いします。
新芽の成長を促し、根を十分に張らせる、３月の肥料。 いかん、忘れた。脳トレに夢中でした。すまん。 栄養満点の油かすと熟成堆肥を、伊豆ソテツ以下すべての植物にあげよう。 庭から「ぎぶみー・ひりょー」の大合唱が聞こえる。 雑草取り以外、庭の手入れをサボッていた。いかん、いかん。 地に足をべったり付けて、UVクリームをべったり塗って、さあ、庭仕事だ。 軍手とシャベルと長靴を新しくしよう。 4月、植物が待っている。 キーボードを叩くのをやめて、庭に出よう。
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