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4月27日:コっカ・コーラを飲もうよ♪


いきなりですが、横山クエン酸!  ← 酸っぱくね?


久しぶりに、CKB=クレージー・ケン・バンドの話題を。

剣さんが気持ち良さそうに、コっカ・コーラを飲んでいる。

憧れのハワイで、あこがれの美女たちに囲まれて、コっカ・コーラを飲んでいる。

イイーネったら、イイーネ!

すっかり耳になじんだ夏のジングル、すかっと、さわやか♪ コカコーラのTVCMです。

メイキングもあるから見てね。


6月7日、昨年のライブをまとめたDVD4枚組が発売される。

SOUL PUNCH 2005 クレイジーケンバンドショウ

本牧市民公園野球場+日本武道館

横山剣特製フィギュアとコンサートでおなじみの手動回転台が付いている。

定価:10499円。ぜひ、お買い求めください。

私はいまのところ買う予定なし。シェンロン龍さんに貸してもらおっと♪

レンタル二泊三日。ワリーね、龍さん。ごめんね、剣さん。


実はDVDよりTシャツがほしいんです。こっちを買おうかと。

CRAZY KEN'S おんらいん・しょっぷ」でTシャツを探したら、

ありました、ありましたよ、ナイスなTシャツが!

名付けて「温泉兄弟」。

天才テリー・湯村・ジョンスンのイラストが、カッコいい!

でも、でも、SOLD OUT じゃん。がっくし。


私は古い世代なので、占領軍が持ってきたコっカ・コーラを飲みながら、

湯村輝彦画伯のイラストを眺めると、ああ、夏が近いなーと思う。

横山剣さんと湯村氏は、ジャケ、CDブック、PV、剣グッズなど、

いろんなところでコラボレーションしているが、ほんとうにお似合いである。


昔、湯村氏のフラミンゴスタジオを訪ねて、イラストを描いてほしいとお願いした。

何の広告だったか忘れたが、B倍ポスター用のイラストだった。

ギラギラ真夏の海辺に人がわんさかいて、とにかく暑っ苦しい! 

そんなシーンをなるべく多くの人を入れて猥雑に描いてほしいと注文した。

猛烈に多忙なはずだから断られるのを覚悟していた。

ところが彼は二つ返事で引き受けてくれた。

夏、海水浴、男と女。得意のシチュエーションだけど、

今回は、イラスト史上最多の人間を描いてみましょうかと言った。

海辺で楽しそうに遊ぶ人々を、こどもを、犬を、老若男女を、ひとりひとり描き分けたい!

もちろん、私に異存があろうはずがない。けっこうです、お願いします。


ただし、ひとつだけ条件があると湯村氏は言った。

ポコチンとか陰毛まで描いちゃうけど、いいかな?

うぎゃ!

ボクは、ヘタうまとか言われてるし、適当に描いているように見える。

まあ、そう見えてもいいんだけどね。

でも、ひとつだけ自分なりのルールがあってさ、下品には描かない。

これだけは守ってるわけよ。


3週間後、イラストが上がってきた。

海辺に老若男女が寝そべっている。

数えるのがイヤになるほどの、ものすごい、人、人、人、人、人、人!

裸、裸、裸、はだか、はだか、はだか、ヌード、ヌード、ヌード。

水着、水着、水着。ビキニ、ビキニ、ビキニ。海パン、海パン、海パン。

男も、女も、子供も、犬も、じいちゃんも、ばあちゃんも、みんな派手な水着で海水浴。

底抜けに楽しそうだ。ギラギラ太陽がまぶしい。べいびー、みごとな夏だぜ。

そして、にーちゃんたちが胸毛を誇らしげに見せている。

ついでに陰毛と可愛いポコチンが丸見えさ。あはは。

イラストの原画を見て、スポンサーはびっくりしていたが、即、OKをもらった。

だって、だって、全然、下品じゃないんだもん!


ナニかっつーと、すぐ裸になって、胸毛を見せて、

ポコチン見せて、海辺を歩く、巨匠・湯村画伯の露出イラストはもちろん、

東洋一のサウンドマシーン・我らが横山剣の歌世界もまた、決して下品ではない。

ナニかっつーと、後ろからガバッと抱きしめたい衝動にかられ、

ヒップに食い込むパンティラインに鼻血が出そうになり、

ナマ足に頬寄せて、金は全然ないけどオレの才能に投資しろと無茶なことを言う。

猥雑な気品がほとばしり、まじめな男気が炸裂する、天下無双のCKBワールド。

エッチで、お下劣だったりするが、決して下品ではない。

エッチで、お下劣だったりするが、決して下品ではない。

二回も言うことはないか。


いつもプチリアルで、安っぽい出会いの安っぽい関係も、

よーく目をこらして見れば、鼓膜ではなく魂膜で歌を聴いてみれば、

彼が創る情念の世界は、とてつもなく上品な精神性に彩られており、

高貴といっても過言ではない実直な人生観が提示されていることがわかる。

金まみれの品性が卑しい人間とは対極の位置にいる、横山剣&テリー湯村。

ふたりは同じ匂いがする。

ほんものの人間の匂いがする。


剣さんの歌にはドラマがある。素晴らしい物語性にあふれている。

どんな曲であろうと15分のドラマになる。

脚本家の宮藤官九郎が剣さんと対談したとき、

CKBの歌詞をまんまパクッてドラマを書きたいと言っていた。

天下のクドカンからおホメの言葉を頂戴した剣さんは、

すこし照れていたが満更でもない顔をして笑っていた。

一方のクドカンは、あこがれの剣さんと対談ができて本当に嬉しそうだった。

印象深かったのは、ふたりとも異常に腰が低く、礼儀正しく、

言葉遣いが丁寧で、相手の気持ちを慮(おもんぱか)り、ともにどこか貧相で、

自分のことより相手にしゃべらせようとして、とても気を遣っていたことだ。

つまり、みごとな社会人だった。きちんとした大人だった。



コっカコーラ、ペプシコーラ、ドクターペッパー、カナダドライ・ジンジャエール。

麦茶、ところてん、朝顔、香取線香、打ち上げ花火、団扇、風鈴、打ち水、蝉時雨。

日本の夏、金鳥の夏、CKBの夏。2006年の夏がやってくる。


あっそびに 行こ  

あっそびに 行こ 

の色の  GTで

れっつ・ごー 伊豆高原!




剣さんには悪いけど、実はペプシファンなんです。

ひねくれ者なんでNo.2の商品を応援したくなる。ペプシマン、元気かな?

こんなCMがあります。見てください。

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