|
●6月17日:日記の読み方
ずっと前にも、この日記や長い立ち話でご説明したと思いますが、もう一度。 日記の文中に青い文字がありますね。 たとえば、こういうやつ。「伊豆高原日記TOP」。 だいたい下線が引いてあります。なかには青文字だけで下線がない場合もあります。 こういう「青色&下線文字」があったら、マウスをそこに持って行って、「くりっく♪」してください。 すると、時空を超えてリンクされたページに飛んだり、おもしろ画像が見えたりします。 リンクされた青文字にマウスを乗せると、そこだけ背景色が黒に変わります。わかりますか。 文字以外にも写真をクリックすると、新しいサイトに飛んだりします。 再び、このページに戻るには、ブラウザの「戻る」とか「←」をクリックしましょう。
最近は、皆さんのために「くりっく♪」とわざわざ書いてありますが、 今後もそうするとは限りませんので、あえてご説明申し上げました。老婆心&老爺心。 とにかく、要は、「青色下線文字」があったら、横着しないで、クリックする! そういうクセをつけてください。 そこの、あなたですよ。E藤老人、78歳。
朝食ひとり分の食器を洗い、天気が良ければ布団を干し、パンツを洗う。 午前10時。730m離れた中田さんチに囲碁をしにいく。 中田さんもやもめ暮らし。オレは、やもめのジョナサン♪が口癖。 元三つ星シェフで料理上手な中田さんが、ウドンを茹でてお昼ご飯にする。 昨日は、ペペロンチーノだったが、E藤老人には辛すぎたようだ。
圧倒的に中田さんが優勢。いつものこと。実力は雲泥の差。 一年中、敗色濃厚のE藤老人は、虫食いだらけの無農薬野菜をもらって帰宅する。 ところが決まって月末になるとE藤老人が勝つ。 そんな夜は、そのまま中田さんチで祝杯をあげる。 とっておきの極上ワインと最高級チーズが、男ふたりの宴を飾る。 そう、中田さんが負けてあげるんです。E藤老人も知ってはいるが口には出さない。 うまい酒を飲むための男同士の気遣い、絶妙な距離感、穏やかな年功序列。 5歳年下の中田さんは、気骨あふれるE藤老人に、一目も二目も置いている。
戦前派・E藤老人の贅沢は、じゃぶじゃぶお湯をこぼすこと。掛け流し温泉状態。 毎日そんなことをしても、月間規定量を一度もオーバーしたことがない。不思議な浴槽だ。 必要もないのに丁寧にシャンプー&リンスをするが、かゆいところに手が届かない。背中真ん中やや上。 毒素を出すというので3年前から始めた半身浴。飽きるまで湯船で都々逸を唸っている。 そのせいだろうか、お肌つるつる。78歳には見えない。 そのせいだろうか、頭はツルツル。78歳に見えすぎる。
野菜と魚中心の質素な夕食、適量の晩酌、テレビに向かって吐き散らかす毒舌。 7時のNHKニュースと「クローズアップ現代」を見ながら、 キャスターの国谷裕子は、ちょっとステキだ、好みのタイプだ、どうにかならんものか。 できることなら後妻になってもらいたいと夢想しているうちに眠たくなった。 そのままグワッと寝る。誰憚ることなく大鼾をかいて眠る。 老人とは思えないほど元気に眠る。深く深く眠る。眠りこける。爆睡激眠。
ふとんの上で自己流ラジオ体操。 新聞が来るまで、そのへんを散歩。 ムダ吠えするバカ犬を叱りつけ、悠然と伊豆高原の坂道を闊歩する。 E藤老人の背中に向かって、早起きコジュケイが、 憂いなし!憂いなし!憂いなし!と甲高い声で囀り上げる。
ほらね、こういうのだって日常のクセみたいなもんでしょ。習慣でしょ。 簡単なことですから「くりっく癖」をつけましょうよ、E藤老人。
や、そうじゃなくて。 そこは違うでしょ、E藤老人。 うぉい! 仏壇にマウスをくっつけて、あちこち、こすっても…。 第一、仏壇をクリックしても、すごいムダだし、虚しくね? そこでは素直に手を合わせて拝んでください。 死んだバアちゃんにお線香を上げましょうよ、ね、ね? E藤晋太郎老人、78歳。 朝から細かいとこでボケてないで、まじめに「くりっく」してください。 いいトシして、そんなことばっかやってんだから。 ンもう、My 師匠ったらぁーーーー!
1:サービス過剰 くりっく♪
2:真夏の伊東線 くりっく♪
3:ルーム・キー くりっく♪
なら、いいんです。 やれば、できるじゃん。 |
|