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6月28日:細かすぎて伝わらないモノマネ


ィヨコスカの杉野さん、ご無沙汰です。

娘さんは大きくなりましたか。

月日が経つのは早いものです。くれぐれもお身体を大切に。

おっと、公の場で私語をかわしてる場合じゃないぞ。

って、

父ちゃん、ここは、パブリック・ビューイングか?  ←死語になると思う


さて、ご存知の方が多いと思いますが、

「とんねるずのみなさんのおかげでした」の人気コーナー企画を紹介します。

細かすぎて伝わらないモノマネ

いや、自分にはビシビシ伝わっているぞ!

そんな視聴者の優越感をくすぐるタイトルが実にうまい。

ほんとうに微妙な部分を切り取って見せるモノマネかというと、そうでもない。

いままで誰もやらかったマイナーな人物や無名の人にはじまり、

有名人であっても、そんなトコロをマネるんかい!とツッこみたくなる、

紙一重のディティールを見せてくれる。

増谷キートン、博多華丸、次長課長の河本準一などが頑張っている。

私が好きだった「細かすぎるモノマネ」の数々を思い出してみよう。

●福島善成「ときわ荘に帰ってきて、ひと息つく手塚治虫・川原社長・萩原流行」

●ノーパンチ松尾「安倍なつみ卒業コンサートで、なかなか帰らないファン」

●福島善成「キャンギャル時代の藤原紀香のポーズのとり方

●河本準一「ジャッキー・チェンの映画の定食屋の店員・時短ビデオで見るAV」

●佐藤大「午後2時の富士そば恵比寿西口店の店員」

●山口宇史「サッカーワールドカップのボリビアの国歌斉唱

●伊勢浩二「楽屋でドリアンを食べる立川談志」

●ノーパンチ松尾「保田圭卒業コンサート終了後、悲しに暮れるファン」

●やす「瓦が一度で割れず誤魔化して二度で割る空手の師範代」

●木村豊「二子山親方についての質問に答える貴乃花親方」

●木村豊「父(二子山親方)の人柄について語る貴乃花親方」

●やす「板がうまく割れなくて、割れるように気持ち小細工する空手のアシスタント」

●増谷キートン「帰ってきたRIKACOシリーズ・水を飲む初夏のRIKACO

●やす「バットが1回で折れず、ごまかして2回で折る空手の師範代」

●木村豊「横綱昇進後、奉納土俵入りで少しだけ間違える貴乃花関」

●杉浦双亮

 「フォアボールだと思ったがストライクをとられてしまった元巨人・バーフィールド

 「構える前に投げられてしまった元ダイエー・アップショー

 「バントに慣れてない元中日・バンチ投手

●飯尾和樹「ドタンバでキャンセルされた近所の不動産屋

●やす「板の三枚割りで最後の一枚が割れず、打ち方を変える空手の師範代」

●河本準一「ジャッキーチェン映画シリーズ・助けようともせず乱闘を見てる、ジャッキーチェンの仲間

●博多華丸「アタック25最終問題編・パネラーを紹介するとき、だんだん投げやりになる児玉清」

●ゆうえんち「俺の体臭は火薬の匂い エージェント向川

●福島善成「刑事ドラマ事件解決前の木の実ナナ立ち居振る舞い

  • ●博多華丸「アタック25ルール確認編 4人でやってますと急遽つけたす児玉清」
  • ●代走みつくに「渡辺篤史の建もの探訪より クローゼットの位置に感心する渡辺篤史」

    ●やす「ローソクの火がケリの風圧で消えず、ごまかして火を消す空手の師範代」

    ●博多華丸「気付いたらアイウエオ作文になっていた児玉清の進行

    ●末吉くん「犯人に激しくつめよる新人刑事を制止する、ベテラン刑事の平泉成」

    ●マキタスポーツ「自分勝手なタイミングで乾杯の音頭をとる矢沢永吉」

    ●博多華丸「城島選手に戻ってきて欲しいですか? 質問に答える王貞治監督」

  • ●河本準一「警視庁24時より 深夜になっても帰らない女子高生
  • ●きたしんじ「もの凄く調子が悪く神経質になっている、マリナーズ城島健司」

    ●古賀シュウ「映画・麻雀放浪記より:天和であがったときの出目徳こと高品格

    ●ハブ八郎「イクラからかえる鮭の稚魚

    ●やす「スネの鍛錬が思ったより痛くて、つい熱くなってしまった空手の師範代」

    ●博多華丸「トーカ堂TVショッピング真珠編 申し訳なさそうに値段を言うトーカ堂北社長

    と、挙げたらキリがないので、↓でダイジェストを見てください。

    見飽きた人も、未見の人も、カルピスでも飲みながら、ささ、どうぞ。

    なお、インターネット・エクスプロラーで見られない人は、

    下記のURLを直接コピペしてご覧ください。



    ものまね3

    http://www.youtube.com/watch?v=9g9VDCbeszY

    ものまね6

    http://www.youtube.com/watch?v=_6nR2pelpQE

    ものまね8−1

    http://www.youtube.com/watch?v=3oqC7KliW08

    ものまね8−3

    http://www.youtube.com/watch?v=nnqjG_5NJv4

    ものまね8−4

    http://www.youtube.com/watch?v=DnLbwYPqzWU

    博多華丸の児玉清:1

    http://www.youtube.com/watch?v=E7RX0WNE-7k

    博多華丸の児玉清:2

    http://www.youtube.com/watch?v=-3o3PJsaq-Y

    博多華丸の児玉清:3

    http://www.youtube.com/watch?v=8gPsfd_0qvI


    こういう細かすぎて伝わらない人間を模写させたら世界一の芸人がいる。

    その男は、モノマネや形態模写を超越して、

    対象者の生活の汚れを丁寧になぞり、日々の灰汁をすくい取り、容赦なく暴き出す。

    十分に偏重した性格の断面を緻密に観察分析することで、

    模写対象者の全人生を観客に見せようとする。

    ひとりにつき30分、いや1時間以上やることだってある。

    奇跡の観察者・イッセー尾形の一人芝居は、鬼気迫る。


    月26日:金鳥ラジオ小説


    雨上がりの夕庭。

    北側の湿った裏地で草むしりをしていると、たちまち藪っ蚊の大群に包囲される。

    シャツの上から平気で刺してくる。かゆい、かゆい、かゆい!

    やつらは血に飢えたモスキート。

    天下御免の血液コレクター。強制的献血赤十字。

    おまえは、吸血蚊か? ドラキュ蚊か? ←噛まないで言ってみ


    おっと、いけねぇー! とんだ、うっかり八兵衛だぜ。

    ウチには「蚊にきく!携帯用おでかけカトリス」があるんだった! 

    それを腰につけて再び草むしり。

    と、どうだ!

    さっきまで私に群がっていた吸血蚊どもが、みごとに消えた。

    どこに行ったのだ。羽音ひとつしない。

    やつらは近寄りたくても近寄れないのだ。

    サインがほしくても、握手したくても、そばに寄ることすらできないのだ・・・ って、

    父ちゃん、オレは、銀幕の大スターか? 

    赤木圭一郎か? 小林旭か? 宍戸錠か?

    市川右太衛門、片岡千恵蔵、嵐寛 寿郎、長谷川一夫、大河内伝次郎、阪東妻三郎か?

    中村錦之介か? 鶴田浩二か? 高倉健か? もしくは眠狂四郎の市川雷蔵か? 

    誰だって、いいじゃん!

    とにかく金鳥のカトリス効果は、すごい。

    蚊撃退に、ぜひ、是非。


    ことしも金鳥のCMが快調だ。

    毎年、大滝秀治と岸部一徳のコンビで、そのスジの人間を唸らせてきた金鳥ラジオドラマ。

    今年の夏はどんな物語が展開するんだろう。


    ある中年のささやかな、ひと夏の冒険の物語=金鳥ラジオドラマ「ふらふら」。

    じっくり読みたい人は、「金鳥小説」を、どうぞ。

    こちらは全国紙に掲載されています。



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