星野圓道(えんどう)師が「堂入り」の行を始めたその日、
伊豆大本山大室寺住職・仙田空海(そらうみ)師(83)が、伊豆の荒行「千日回春」を達成した。
比叡山の「千日回峰」からヒントを得た、大室山の「千日回春」は、
秘密の修行部屋・桃夢堂で1000日間を過ごす「引き籠もり」の行である。
約60年ぶりに行われた「1000日の引き籠もり」をみごとに達成した仙田師は、
鑑真和上、マハトマ・ガンジーにつづく史上3人目の満行者となった。
大室山の桃夢堂に籠もった1000日間、どのような修行が行われたのか。
仙田師は多くを語らないが、秘密の小部屋・桃夢堂のすぐ隣に住む男性によると、
83歳の老人とは思えない感極まった絶叫が、夜ごと夜ごと、村中に響き渡り、
そんな夜は村全体がいやらしいピンク色に染まったという。
仙田師の談話
夢のような1000日でした。
千日回春、それは千日青春!
咲かせて 咲かせて 桃色吐息
あなたに 抱かれて こぼれる華になるぅ〜〜〜♪
合掌
●入堂前の仙田師
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●入堂1年目
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●入堂2年目
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●入堂3年目
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