まえ   つぎ   日記


2007年10月-15 千日回春



最高齢83歳の仙田師

大室山の荒行「千日回春」を達成!


発端

比叡山の荒行「千日回峰」に挑んでいる延暦寺大乗院住職、星野圓道(えんどう)師(32)が、

山中の明王堂(大津市)に9日間籠(こ)もる「堂入り」の行に入った。

千日回峰は、比叡山中など約4万キロ(地球1周)を7年かけて踏破する行。

堂入りは、700日を終えた行者が断食断水・不眠不臥(が)で、

真言を10万回唱え、不動明王と一体となることを目指す最難関の荒行である。


星野圓道(えんどう)師が「堂入り」の行を始めたその日、

伊豆大本山大室寺住職・仙田空海(そらうみ)師(83)が、伊豆の荒行「千日回春」を達成した。

比叡山の「千日回峰」からヒントを得た、大室山の「千日回春」は、

秘密の修行部屋・桃夢堂で1000日間を過ごす「引き籠もり」の行である。


約60年ぶりに行われた「1000日の引き籠もり」をみごとに達成した仙田師は、

鑑真和上、マハトマ・ガンジーにつづく史上3人目の満行者となった。


大室山の桃夢堂に籠もった1000日間、どのような修行が行われたのか。

仙田師は多くを語らないが、秘密の小部屋・桃夢堂のすぐ隣に住む男性によると、

83歳の老人とは思えない感極まった絶叫が、夜ごと夜ごと、村中に響き渡り、

そんな夜は村全体がいやらしいピンク色に染まったという。


仙田師の談話

夢のような1000日でした。

千日回春、それは千日青春!

咲かせて 咲かせて 桃色吐息

あなたに 抱かれて こぼれる華になるぅ〜〜〜♪

合掌




●入堂前の仙田師


●入堂1年目


●入堂2年目


●入堂3年目




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