●2007年02月05日 観たいぞ、映画。
久しぶりの映画ネタです。
最近、おもしろい映画を観てません。
大型液晶テレビにしたのに、ツタヤにもすっかりご無沙汰だし…。
だって見終わったあとにぶるぶる震えるようなスゴイ映画がないもん。
このサイトで映画評論50000本をやっていた頃が懐かしい。
それでも映画好きなので気になる作品はあるわけで。
★「それでもボクはやってない」=監督周防正行
「Shall we ダンス?」の周防正行の最新作。
痴漢冤罪を通して裁判の実態を描いた日本映画では稀にみる傑作。
やたら評判がいい。コンビニ・ノグチが大絶賛していた。くわーー、観たいぞ、観たいぞ!
主演の加瀬亮は「茶の味」の頃からいい感じの役者だと思っていた。
これまで周防監督は、人気のない大学相撲部や、若い修行僧の日常を描いた、
「シコ踏んじゃった」「ファンシー・ダンス」などの作品があるが、どれもこれもおもしろい。
時代のスキマを流れる「素敵な異臭」を嗅ぎ取るセンスは、最盛期の伊丹十三に似ている。
★「バベル」=監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
ゴールデングローブ賞作品賞を受賞した話題作。アカデミー賞に最も近いと言われている。
ブラッド・ピット、アドリアナ・バラッザ、役所広司、菊地凛子らが出演。
3大陸4言語、世界規模のスケールで人類の絶望と希望を描く衝撃のヒューマンドラマ・・・って、どうよ?
★「パヒューム」=監督トム・ティクバ
究極の香りが誘う未曾有の衝撃に世界は平伏す・・・。
主演のベン・ウィショーが何やら怪しい眼をするので、ちょと観たいかも。
原作はパトリック・ジュースキント「香水・ある人殺しの物語」。