まえ   つぎ   日記

2007年5月08日 きょうは野菜胃腸薬です


きのうの日記。

米酒でもない、麦酒でもない。新たな酒のカテゴリー「野菜酒」誕生。

キャベ酎=きゃべチュウ



さあ、これをふまえて。


8日、仙田製薬(本社・伊豆高原)は、野菜醸造技術を応用して画期的な新薬を開発したと発表した。

東洋医学でも西洋医学でもない。ましてや蘭学や家庭の医学でもない。

新たな医学のカテゴリー「野菜医学」から誕生した、世界初の超新薬をあなたは知っていますか。

その名も野菜胃腸薬キャベジンSS。


キャベジンSSは、その名の通り、キャベツとニンジンをジューサーにかけただけのシンプルな野菜医薬品。

2つの野菜が、荒れた胃の粘膜を修復しながら、

特別に配合されたリパーゼAP12(脂肪の消化酵素)の力で、しつこいアブラ汚れを落とします。

胃酸過多、胸やけ、げっぷ、胃痛、胃重、胃部不快感、飲み過ぎ、食べ過ぎ、不眠、ストレス、

嘔吐、胸つかえ、消化不良、消化促進、胃部・腹部膨満感、食欲不振、もたれ、胃弱、肩こり、

はきけ(二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)など不快な症状にすぐれた効果を発揮します。


キャベツとニンジンに秘められた聖なる力を活用した野菜胃腸薬「キャベジンSS」は、

こうして日本はもとより世界の医薬品業界に驚愕と賞賛をもって迎えられた。

漢方薬の柔らかで穏やかな効果と、西洋医薬品の即効性はもちろんのこと、

ご家庭でも簡単に作れる「野菜ジュース薬」として親しまれている。


厚生労働省は、キャベジンSSを「医療用医薬品」or「一般用医薬品」のどちらに分類するか検討中だが、

これって野菜ジュースじゃね? という声が医療関係者から上がっているのも事実だ。


こうした声に対して、仙田製薬・新薬開発部長の仙田敏広さん(68)が反論する。

そりゃ、確かに「キャべジンSS」は野菜ジュースに似ていますが、

開発責任者のオレとしては、やっぱ、クスリって言い張りたいわけよ。

じゃなきゃ、苦難の日々をともにした若い社員に申し訳が立たない。


すでにウチの若いもんは、次の研究に着手してますよ。

聞きたい? あ、だめだめ! 言えません! 企業秘密です!

うん、うん? どうしても知りたい? しょうがねーなー、この知りたがり屋さんメ♪

じゃ、ヒントだけ。

実はさ、キャベツとニンジンだけじゃ寂しいから、もうひと手間かけて、羊の肉を追加するわけよ。

野菜の力と、肉のパワーで、胃もたれ解消!

野菜胃腸薬 キャベ・ジンギスカン



それから数日後。

野菜胃腸薬「キャべジンSS」は、登録商標まるごとパクリ容疑で有名製薬会社から訴えられた。

仙田部長は「訴状を見てないので何もコメントできない」とコメントした。


それから数日後。

有名製薬会社が和解に応じてくれたので裁判沙汰は免れた。

野菜胃腸薬「キャベジンSS」は、新しい名前に生まれ変わった。














きゃべにん


きゃべにん SS」は、地元スーパーや地元ドラッグストアで、ジェネリック野菜汁として販売しています。

無添加無農薬の医薬部外品&健康食品です。用法用量を守って正しく服用してください。



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