まえ   つぎ   日記


2007年6月25日 偽装コロッケ問題



偽装肉コロッケ問題で原料を供給した食肉加工卸会社「ミートホープ」の田中稔社長は、20日夜、記者会見し、

「偽装と言われれば偽装かもしれない」と語り、牛肉が不足した際に豚肉を混ぜて出荷していたことを認めた。

同社については、その後の調べで次々と悪質な偽装が発覚している。


冷凍食品大手の加朴吉は24日、北海道加朴吉の茨木工場長 (53)が、

本来は廃棄しなければならない賞味期限の切れた古女房を、

ミート社の田中稔社長に横流ししていたことを明らかにした。


社内ルールでは、古女房を箱詰めする際、端数が出た分については廃棄することになっているが、

工場長は02年4月ごろから約2年間、端数分の計3万〜8万の古女房を1個5〜10円で田中社長に販売。

30万〜40万円の代金を会社の利益に計上せず飲食費に充てていたという。


ミート社はミート社で、賞味期限切れの古女房を加朴吉から格安で仕入れ、

賞味期限ラベルを「ぴっちぴちの新妻・あと30年は新鮮♪」という偽装シールに張り替えて、

ひそかに全国のスーパーマーケット等に転売していた。

ミート社工場長は「製造設備をよく洗わずに使用したため、古女房が混ざった可能性もある」と釈明した。


賞味期限切れの古女房を「ぴっちぴちの新妻」と思い込んで買い求めた、

伊豆高原4丁目の仙田又吉さん(48)は、すでに肉がたるんでいた、へんな臭いがした、ツヤもハリもなかった。

あれが「ぴっちぴちの新妻・あと30年は新鮮♪」だなんて偽装にもホドがあると憤慨していた。


農水省・表示規格課は、古女房の横流しは食品会社として、

絶対にあってはならない行為で、一連の偽装との関わりも含め調べるとしている。




★過去の主な偽装事件


ヨン様偽装事件

  


パンダ偽装事件

   


美空ひばり偽装事件

  


トナカイ偽装事件

 


さくらんぼ「佐藤錦」偽装事件


キリン偽装事件


フラミンゴ偽装事件


和太鼓偽装事件



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