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●11月24日 映画と音楽・ハウルと花


ジブリ最新作「ハウルの動く城」が公開2日間で、

日本映画史上最高の観客動員110万人、興行収入14億8000万円をあげた。

一日で7億4000万円!

超大ヒットした「千と千尋の神隠し」の記録を軽く超えたという。

東宝では「観客動員4000万人、興行収入500億円を狙っちゃうもん!」と鼻息が荒い。荒すぎる!

一方、オレンジレンジだって負けてはいない。

新作「花」がオリコンシングルチャートで他を圧倒して初登場第一位!

彼らの前3作すべてが週間チャートで一位を記録しており、

これで4作品すべてが一位になった。すごいことだ! 4大会連続金メダル! さすがだ!

花びらのように散りゆく中で

夢みたいに 君に出逢えたキセキ

愛し合って ケンカして

いろんな壁 二人で乗り越えて

生まれ変わっても あなたのそばで 花になろう

私も誰かの「花」になりたいと思う。うふ♪

えーと、ここだけの話ですが「ハウルの動く城」を観に行きました。

なんだかわからないうちに映画館のシートに座っていました。

映画館で映画を観る! 6年ぶりだろうか。なんという感動。

ほんものの映画は、つまらないからと早送りもできないし、

あ、いまのセリフ、もいちど聞きたいと巻き戻しもできない。うーむ、実に新鮮だ。

場所は三島ジョイシネマ。伊東からクルマで亀石峠を越えて1時間かかります。お弁当持参です。

その日の上映作品は「ハウルの動く城」「血と骨」「隠し剣 鬼の爪」「80days」

「キャットウーマン」「コラテラル」「いま、会いにゆきます」「海猫」など。

カノジョがどうしても「ハウル」を観たいというので・・・・・・・観ました。

帽子屋の娘(声・倍賞千恵子)が魔法をかけられ、90歳のおばーちゃんになってしまう。

おばーちゃんムスメは、美青年の魔法使いハウル(声・木村拓哉)と出会い、

動く城に行き、いろんな人に出会い、ふたりで戦争を回避しようと努力する。

★ハウルの感想

倍賞千恵子は、声がビンボーくさい。どうしても好きになれない。

木村拓哉ときたら、精一杯頑張ったんだろうけど、残念! ヘタですね。

思わず息を呑むアニメならではシーンもなければ、

心に残るセリフもない、ナマつばベッドシーンもない。

「世界50ヶ国以上で公開予定」を意識しすぎて、絵づくりがへんに洋風で中途半端だ。

美青年キムタク・ハウルの心の火を燃やし続ける娘(しつこいようだが90歳!)との恋ってのも、どうかと。

唯一、動く城のデザインが愛嬌があって良かった。

加藤治子の声の存在感に、びっくり! 「もののけ姫」のモリシゲ以上だと思った。


映画評論家たちは、このジブリ最新作をホメちぎるんだろうか。

ビートたけしが、いみじくも「おすぎ」をボロクソにこきおろしていた。あはは。

本日のまとめ:ハウルはトリかい? 来年の干支かい? 年賀状の準備はよろしいですか?




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