●2005年11月20日:ご両親が来る!
先頃、ご結婚された清宮様の友人A子さんが伊豆の下田にいる。下田御用邸の近くに住む彼女は、野鳥の観察が縁で清宮様と親しくなった。
で、ある日、A子さんは清宮様に思い切って言ってみた。
あのう、ウチに遊びに来ませんか? 狭っ苦しいとこだけど。
すると清宮様はにっこり微笑んで、こう言った。
両親も連れてっていいですか?
え、両親? つーことは、もしかして天皇皇后両陛下ってこと? マジ?
マジですが。
ひえーーーーーーーー!
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翌日、A子さんチの食卓に心のこもった料理が並べられた。
これがその日のメニューである。
キンメの煮付け(手作り)
地魚の刺身盛り合わせ(ちょー新鮮)
ポテトコロッケ(手作り)
ところてん(手作り)
ごはん・味噌汁(手作り)
ショートケーキ(近所のケーキ屋さん)
緑茶(静岡名産品)
A子さんによると、清宮様はもとより「ご両親」も楽しそうに食事をされたという。A子さんのママが「まあ、お楽にしてください」といくら勧めても、
「ご両親」は正座を崩さず、手作りの料理をすべて堪能された。
ひとくち食べては「美味しいですね」と仰る両陛下のお心遣いが、
A子さん一家には、とても嬉しかった。
狭いながらもきれいに掃除された茶の間で、
ちょっと特別なお客様をご招待してのお昼ごはん。
A子さん、喜んでいただいて良かったね。