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●5月21日:クドカンの昼ドラ
今度は昼ドラ。奥さん、聞いたぁ? 午後1時からですってよ。 前回の「たいがー&どらごん」と同じくプロデュースは磯山晶。期待しよう。 タイトル「我が輩は主婦である」。 出演:斉藤由貴、及川光博、竹下景子ほか。 夏目漱石が乗り移った主婦みどり(斉藤由貴)が、 家庭や近所のトラブルを解決する・・・そんなストリーらしい。 毎日録画予約しました。 ● ああ、それにしても「タイガー&ドラゴン」はおもしろかった。 伊豆高原日記の読者は全員が観たと思う。 たいがー、たいがー、じれったいがー! この情けない、しょうもないギャグが、まさにツボ。たまらんです。 クドカンちっくな小ネタや小笑いが満載のドラマだった。 このドラマが落語ブームに火を付けたとか。ま、そりゃ、少しはね。 そういえば、このドラマが終了してからというもの、まともにテレビを観てない。 「7時のNHKニュース」くらいかな。 あとは世界遺産とかドキュメントもの。お笑いも、ほとんど観ない。 ● いま、思い出した。書きたいことがあった。 以前、「ほぼ日」の糸井重里プロデュースで「はじめての落語」というCDブックが発売された。 「笑点」のレギュラーになる春風亭昇太の落語を3席収めてある。 彼がまだ二つ目だった頃、新作「力士の春」を聴いた。くすくす笑った。おもしろかった。 いまではiTunesでダウンロードできるが「はじめての落語CD」を買った。聴いた。 全然、おもしろくない。昇太はこんなにダメだったのかと愕然とした。 とくに「愛犬チャッピー」。ただ怒鳴るだけ。あんなもん落語じゃねーよ。 「人生が二度あれば」。くすりとも笑えない。古典「壷算」も。 若い女性ファンは、きゃっきゃと笑ってましたがね。 言いたくはないが糸井なんぞがお笑いにカラまないでほしい。 彼自身にお笑いの素養がまったくないのに。 本人は子供の頃から落語を聴いていたとか言ってるが、聴いただけ。 だったら少しは自分のものにして、オリジナルのネタでしゃべってみろよ。 お笑いの審査員をやったりしたが、彼のセンスのなさにあきれた。 とうとうディレクターが激怒して降ろされた。 いつだったか偉そうに「ダウンタウン」の漫才に、トンチンカンなダメ出ししたことがある。 松本も浜ちゃんも、一生、そのことを忘れないと言った。 北野武は言い切った。「あいつ自体が、ウソくさいもん」。 ● 最近、高田文夫がシャレで「笑点の昇太」をリスペクトして、 高田文夫バージョン「力士の春」を演じた。 サワリしか放送してくれなかったが、それだけでも大笑いした。 さすが立川藤志楼。みごとだ。 なんだかんだ言っても、彼のラクゴがいちばんおもしろいかな。 そのラクゴ会をプロデュースしたのが現代の戯作絵師・山藤章二。 紀伊国屋ホールのチケット、いつも幻。プラチナなんてもんじゃない。 高田文夫が10年ぶりに寄席に出たらしい。沸きに沸いただろうなー。 いま、CKBのコンサートより「立川藤志楼独演会」に行きたい。 CKBは「クケバ」とか言い出したので、すっかりヒイてしまった。 クケバはないだろうよ、剣さん。ちゃんと「シーケービー」って言おうよ。 最近、なんだか媚び媚びだ。ちょっと、イヤらしい。
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