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5月21日:クドカンの昼ドラ


宮藤官九郎脚本のドラマが月曜日から始まる。

今度は昼ドラ。奥さん、聞いたぁ? 午後1時からですってよ。 

前回の「たいがー&どらごん」と同じくプロデュースは磯山晶。期待しよう。

タイトル「我が輩は主婦である」。

出演:斉藤由貴、及川光博、竹下景子ほか。

夏目漱石が乗り移った主婦みどり(斉藤由貴)が、

家庭や近所のトラブルを解決する・・・そんなストリーらしい。

毎日録画予約しました。

ああ、それにしても「タイガー&ドラゴン」はおもしろかった。

伊豆高原日記の読者は全員が観たと思う。

たいがー、たいがー、じれったいがー!

この情けない、しょうもないギャグが、まさにツボ。たまらんです。

クドカンちっくな小ネタや小笑いが満載のドラマだった。

このドラマが落語ブームに火を付けたとか。ま、そりゃ、少しはね。

そういえば、このドラマが終了してからというもの、まともにテレビを観てない。

「7時のNHKニュース」くらいかな。

あとは世界遺産とかドキュメントもの。お笑いも、ほとんど観ない。

いま、思い出した。書きたいことがあった。

以前、「ほぼ日」の糸井重里プロデュースで「はじめての落語」というCDブックが発売された。

「笑点」のレギュラーになる春風亭昇太の落語を3席収めてある。

彼がまだ二つ目だった頃、新作「力士の春」を聴いた。くすくす笑った。おもしろかった。

いまではiTunesでダウンロードできるが「はじめての落語CD」を買った。聴いた。

全然、おもしろくない。昇太はこんなにダメだったのかと愕然とした。

とくに「愛犬チャッピー」。ただ怒鳴るだけ。あんなもん落語じゃねーよ。

「人生が二度あれば」。くすりとも笑えない。古典「壷算」も。

若い女性ファンは、きゃっきゃと笑ってましたがね。

言いたくはないが糸井なんぞがお笑いにカラまないでほしい。

彼自身にお笑いの素養がまったくないのに。

本人は子供の頃から落語を聴いていたとか言ってるが、聴いただけ。

だったら少しは自分のものにして、オリジナルのネタでしゃべってみろよ。

お笑いの審査員をやったりしたが、彼のセンスのなさにあきれた。

とうとうディレクターが激怒して降ろされた。

いつだったか偉そうに「ダウンタウン」の漫才に、トンチンカンなダメ出ししたことがある。

松本も浜ちゃんも、一生、そのことを忘れないと言った。

北野武は言い切った。「あいつ自体が、ウソくさいもん」。

最近、高田文夫がシャレで「笑点の昇太」をリスペクトして、

高田文夫バージョン「力士の春」を演じた。

サワリしか放送してくれなかったが、それだけでも大笑いした。

さすが立川藤志楼。みごとだ。

なんだかんだ言っても、彼のラクゴがいちばんおもしろいかな。

そのラクゴ会をプロデュースしたのが現代の戯作絵師・山藤章二。

紀伊国屋ホールのチケット、いつも幻。プラチナなんてもんじゃない。

高田文夫が10年ぶりに寄席に出たらしい。沸きに沸いただろうなー。

いま、CKBのコンサートより「立川藤志楼独演会」に行きたい。

CKBは「クケバ」とか言い出したので、すっかりヒイてしまった。

クケバはないだろうよ、剣さん。ちゃんと「シーケービー」って言おうよ。

最近、なんだか媚び媚びだ。ちょっと、イヤらしい。



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