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●8月17日:古代文字と伊豆遺跡
大室山(580m)の麓にある洞窟で、古代象形文字とおぼしき石片が発掘された。 国立古代文字研究所・主任研究員の田中五郎さんによると、 この文字は、スポーツが隆盛だった古代バビロニア後期に、 競技場などで目印として使用されたが、いつのまにか衰退して行ったという。 さらに調べを進めていくと、いくつかの衝撃的な事実が判明した。 映画「インディ・ジョーンズ」のモデルとなった考古学者ヴェンディル・ジョーンズ氏は、 これは「古代スポーツ文字」と言って、旧約聖書(出エジプト記)に記されている通り、 モーゼがヤハウェ神から授けられた「スポーツ十戒」の一部に間違いないと断言した。 「古代スポーツ文字」は、その後ペリシテ人に強奪されたが、 ダビデが取り戻した後は、エルサレム神殿(ソロモン神殿)内に安置されていた。 しかし、神殿の崩壊により「スポーツ十戒の石板」は再びその姿を消した。 その後も"失われた古代文字"として、世界中の考古学者や、ミステリーハンターが必死で行方を追っていたが、 伊豆半島で発見されたとはサプライズにもほどがある!・・・・・・とのことだ。 ★スポーツ象形文字の一部(すべての種目を答えなさい)
発掘調査団のメンバーでもあり、長年、南アフリカ郊外で砂金選別をしてきた土屋アケミさん(28)は、 「さくらの里」発掘現場から200mほど離れた空き地で新たな遺物を掘り出した。 なにやら動物の一部らしき謎の物体だが、郷土史研究家・沢田正三さん(65)は、 ことによると透明人間の頭部かもしれんぞ。これは珍品だ! と興奮気味に語った。 また、地元生まれの地元育ち&地元の畳の上で死亡予定の楠見元雄さん(84)は、 自宅裏山を探索中に長さ4.27mの自然薯を発掘した。 近所の人が、こりゃ、世界新記録ズラ♪ とおだてるので、 ギネスに申請する予定だったが、その晩、とろろ御飯にしてみんなで食べてしまい、 肝心の出土品が胃袋に埋め戻されてしまった。 その二日後、地元の畳の上または市民病院で死亡予定の楠見元雄さん(84)の幼なじみ、 斉藤馬助さん(84)が、こんどは自宅裏山を探索中に古い人間を発掘した。 早速、伊豆考古学研究所でDNA鑑定などをした結果、「古代・親戚のおじさん」であることが判明した。 このオジサンは、竪穴式住居に住む、ヘビメタパンク系またはグラムロック系の好戦的な裸族で、 村長の次女・ユカリさんの結婚式に出席するため正装したのではないかと専門家は推測する。 「古代・親戚のオジサン」は、古代日焼けサロンで焼きすぎたようだ。 このように伊豆高原は、ちょっとした考古学ブームに沸いている。 いまもなお発掘調査のパートをつづけている土屋アケミさん(28)は、 つぎは当選確定の古代3億円宝くじや、古代シャネルのバッグを発掘したいと意気込んでいる。 また、地元の発掘調査グループ「株・石井土木」の井上昌次くん(24)は、 伊豆高原には歴史的価値のある遺物が多数埋まっているに違いないと、 宅地造成現場で油圧ショベル・PC200をぶんぶん振り回している。 彼の夢は、徳川埋蔵金の発掘だが、S岡銀行の地下金庫を発掘できたら、もっとうれしいと語った。 発掘、発掘また発掘♪ こうした「何でもいいから掘り出せブーム」に批判的な人もいる。 伊東市富戸の日吉重三さん(59)は、長い間、茶の間にほったらかしにしていた、 母・キミヨさん(享年89)の遺骨を、ミケ(メス8歳?)が眠っている庭に、こっそり埋葬した。 昨今の掘り出すだけの風潮を苦々しく思っていた日吉さんは、 ほったかしにしていた遺骨を庭に埋葬する。これも立派なガーデニングです。 詳しくは、拙著「地球にやさしい・人にやさしい・ロハス的埋葬のすすめ」を読んでほしいと言っている。 発掘ブームによる地球環境破壊は、なにも伊豆高原だけの問題ではない。
★学術的にも貴重な伊豆高原遺跡群は「三代丸山伊豆遺跡」と名付けられたが、 じゃあ、第一代、第二代は、どこよ? って話になるわなー。
「三内丸山」という野暮なご指摘メールは不要です。by うー
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